けんしんBANK

今の自分に
できることを、
いつでも全力で
頑張る

融資課 花村 奈津美

プロフィール

2015年入組。営業課を経て融資課に所属。2020年からは他店に異動し、現在は融資課にて、ローンや事業性資金の相談受付、資料作成、申請業務などを担当している。

心掛け

いつでも笑顔で、最善を尽くすことを心掛けています。お客さまに対する感謝の気持ちを忘れずに、今の自分にできることなら何でもやってみるようにしています。小さな可能性であっても、諦めなければ大きな成果につながることを仕事から学びました。

私が歩んできた
道のり

1年目

融資の仕事がよく分かっていない中、先輩の異動によって融資業務を任されることになりました。お客さまから相談を受けても上手く応えられず、むしろお客さまから「大丈夫?」と心配されてしまうような状況でした。この経験から学んだのは、教えてもらうのを待つのではなく、自分から学ぶ大切さです。毎日学んだことを持ち帰り、ノートにまとめたり、お客さま目線でどんな対応が求められるかを勉強して、ようやく自信を持って応対ができるようになりました。教育制度で用意されている資格取得や通信講座の受講は、あくまでも基本的なスキルを習得するためのものであり、個々の仕事や役割に合わせたものではありません。基本はしっかりと学びつつ、自分の仕事に必要なことは自ら学んでいく。それが職員として成長していくためには大切です。そして、その努力は必ず報われます。「成長したね」とお客さまに褒めていただけるようになり、今まで以上に深い信頼関係が築けるようになりました。

3年目

独り立ちして自分1人で仕事が完結するようになると、ついつい周りとの情報共有がおろそかになりがちです。ある時、それが原因で大きな失敗を経験しました。お客さまから依頼されていた借入金の返済の手続きを忘れてしまったのです。幸いにも日付の訂正をお願いするだけで済みましたが、自分の仕事をオープンにせず、抱え込んでいたことが原因でした。それからは、できるだけ業務の進捗や内容を周りの職員と共有して、一人で抱え込まず、必要であれば周りの人を頼るようになりました。困った時にだけ頼るのではなく、常にチームで業務に対応することで、ミスを防ぐこともできるようになります。私だけのお客さまではなく、けんしんBANKのお客さまである意識を持ち、総合力で最適なサービスを提供する大切さを知りました。

6年目

ある取引先から融資の相談を受けたのですが、他の金融機関からの借り入れもあり、審査部からは新規融資の取り組みは難しいと言われてしまいました。普通ならそこで諦めてしまうのですが、お客さまの思いに触れて、何とかできないかと色々な方法を考えました。交渉により他の金融機関からも理解と協力が得られ、毎月の返済計画を見直し、申請のための資料も何度も作り直しました。取引先の関係者の方々の協力を取り付け、小さな可能性にかけた結果、ようやく決裁が下りて融資を無事に実行できました。お客さまからは「けんしんBANKに相談して本当に良かった。ありがとう」と感謝していただけて、諦めずに最後まで最善を尽くして本当に良かったと思いました。私たちにできることは限られているかもしれませんが、たとえ小さな可能性でも最善を尽くせば大きな結果が得られることを学び、私自身も大きく成長できたと思います。お客さまのために一生懸命になることが、私のモットーです。